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【レポート】トレーナーズアカデミー TRANERS ACADEMY WORKSHOP![20181110]

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トレアカワークショップへ参加してきました。
そもそもトレアカって何なのっていう話と、参加してみての感想等をレポートします。
読んでね。

トレアカワークショップについて僕が知っていること

トレーナーズアカデミー、略してトレアカ。
主にポケモンカードのイベントを作ることに興味のある人々に向けて、不定期開催されているセミナーです。
テーマは毎回様々ですが、今回は「ワークショップ」。
イベントを作ることについてみんなで実際に話し合い、お試しで企画を立ててみようという趣旨です。

 

主催はCHANGさん。
ポケカでイベントと言えばまずはこの人、と言って差し支えないでしょう。
「BATTLE X ROAD」という動員数300人前後のイベントの主催等、10年を超える活動を通して大小様々な実績をお持ちです。
常にふざけています。

 

もう一人の主催はzbさん。
ポケカで楽しく遊ぶ、そのための仕組み作りに熱心な方です。
ティーチングラボ」というティーチングを目的としたイベント等、尊敬すべき草の根的な活動を続けておられます。
声が大きいです。

このお二方とその他ファシリテーターの方々のチェストをレンタルして色々スタディさせていただきます。

トレアカワークショップに行ってみようと思ったわけ

実は僕、実績と言えるほどではないものの、イベント自体は時々企画しています。

トレアカのコンセプトからして、今回のセミナーはこれからイベントをやってみたい人に優先的に参加して欲しいと思ってスカした態度を決め込んで静観していました。

と、思っていたんですが、なんか僕も気軽に参加してよさそうな感じだったのでやっぱり行くことにしました。

興味はめちゃめちゃあった。

 

同じような感じで、その他様々な理由で、興味はあるけど参加を迷った末に諦めた人がいらっしゃるかもしれません。

そんな方はもし参加したらどうだったかなと想像しながらレポートを読んでもらえたらいいなと思います。

体験したこと1:セミナー「イベントってなんなのさ ADVANCE」

イベントを作るために、イベントというものをどのように捉え、どのように考えていけばよいかについて、スライドを見ながらお話を聴きました。

誰に何をどのように提供していくか、個別に具体的に考えていくのが大事、といった感じのことを理解しました。

これはポケカのイベントに限ったものではなく、「人を集めて何かする」というシーンで広く応用できる考え方です。

なんて為になるセミナーなんだ。

 

具体的に何をどうやって決めていくか、ケーススタディのような話はここではあまりなかったです。
なぜなら、それはこの後のワークショップでみんなで考えるから。

体験したこと2:ワークショップ「みんなでイベント作ってみよう!」

直前のセミナーで学んだことを踏まえて、みんなで実際に架空のイベントの計画を立てます。
提示されたテーマは、ざっくり要約すると「初心者向けに定期開催するイベント」。

紙とペンを用意してテーブルを囲み、みんなで話し合いながら、ターゲットを想像し、アイデアを具体的に組み立てていきました。
どんな場所に何を用意してどんな風に遊んでもらうか。

誰かが出した意見に別の誰かが意見を足して、ちょっとずつ構想が具体性を帯びる過程で連帯感を感じられ、単純に楽しかったです。

 

ちなみに、僕が所属していたたグループは、メガフライゴンさんがファシリテーターを務めるDグループ。
出来上がったのは「ポケモンカードしまめぐり」というイベントでした。
ゲーム「ポケットモンスターサン&ムーン」の舞台であるアローラ地方の「島巡り」をモチーフに、初心者にポケモンカードの構築・対戦の楽しさを理解してもらおうというコンセプトです。

 

まず、経験者(キャプテン)1名がGXスタートデッキ2種類と、改造用パック2セットを用意してテーブルに着きます。
そこへ、初心者(トレーナー)が2名参加し、経験者のアドバイスを受けながらデッキを改造、実際に対戦します。
ここまででミッションクリア。
同様に3名1組のテーブルを複数(できれば4つ)用意し、トレーナーはミッションクリア毎にそれぞれ別のテーブルへ移動します。
これを繰り返すイベント、というアイデアです。

 

イベントの構想が出来上がったらグループ毎に発表。
どのグループの発表もよく考え抜かれていて、イベントの様子が具体的に想像できる楽しそうなものばかりでした。
やはり着眼点やアプローチの似ているものがいくつかあり、全然別のイベントを計画するときにも参考になりそうでした。

体験したこと3:「懇親会」

経験豊富なイベントオーガナイザーの皆様と、お酒を酌み交わしながら直接交流することができる大変貴重な機会です。
僕は杏露酒を飲んだため猛烈に眠くなってしまい、寝ていました。

感想

たのしかったです。

イベントを作るにあたって必要な考え方の枠組みと、その中身の詰め方についての知識が、実体験を伴って身に着きました。
その企画を実行に移すにあたっては他にも様々なものが必要になりますが、それにはこのセミナーの仲間達がきっと頼りになるはず。
何より、こうやって人と関わることでモチベーションを高められたというのが大きな収穫だと感じます。

みんな、「がんばるぞー」と思ったかなー、と思います。

 

トレアカシリーズは今後も継続的に開催されると思いますので、興味のある方はどんどん参加してみて欲しいです。
興味はあるけど自分なんかが参加してもよいのだろうか、とお考えの方が結構いらっしゃるようなのですが、それはもったいない。
このセミナーはきっと、「興味はあるけど他に何もない」人のためのセミナーです。

 

僕もそろそろまた何かやろうと計画しています。
さあ、みんなそれぞれがんばりましょう。