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【レポート】かつた杯@バトロコリーグ川崎大会(7月シーズン)[20210710]

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かつた杯に行ってきました。

かつた杯も3周年になろうかというタイミングでようやく初参戦。

 

 

概要

[予選]

大会形式:スイスドロー/83名/6回戦
試合形式:BO1/制限時間25分
レギュレーション:スタンダード(SM9-S7)
デッキ:はくば
結果:5-1(8位)

 

[決勝]

大会形式:シングルエリミネーション/16名/4回戦
試合形式:BO1/制限時間25分
レギュレーション:スタンダード(SM9-S7)
デッキ:はくば
結果:2回戦敗退(ベスト8)

 

 ■感想

●デッキの感想

・デッキ選択

インテレオン型はくばバドレックスで出ました。

全体的にカードの配分がカーブを描いていて綺麗で気に入っています。

「なんではくばを使おうと思ったのか」と対戦相手の方に聞かれたのですが、「あったから」としか答えられませんでした。

あほです。

強いて言うならメジャーな弱点関係である悪超闘の3すくみの外にいられるというのは利点と言えば利点です。

最新弾環境というテーマで考えると、スイクンVを試してみたいという気持ちもありました。

 

ポケモン(アタッカー)

はくばバドレックスVMAX(以下はくば)3-2のスイクンV1(以下スイクン)です。

これまでのカードプールでははくばをメインアタッカーとして4-3で積んでいたのですが、ラインを2-2でしか運用しない都合上、ほぼ必ず3枚余るようになっていました。

S7環境でスイクンVが登場したため、そのはくばラインを1枚ずつ削ってスイクンを1枚投入。

もう1枚は自由枠に。

アタッカーの運用としてははくば2体とスイクンが1体で、3-2-3または2-3-3というサイド誘導プランを狙っています。

5枚の枠で3体のアタッカーを運用する動きができるようになり、リソースの運用効率がよくなりました。

これまでは7枚の枠で2体のアタッカーを運用して3-3プランがほぼ固定、まれにはくばVの方を無理矢理サブアタッカーにするような状況だったので、その点は着実な改善ポイントです。

ただ、当然ながらはくばラインを削ったことによってはくばの動かしやすさは多少損なわれています。

しんかのおこうかポケモン通信を増やすべきだった気がしています。

 

ポケモン(システム)

インテレオン(以下インテ)4-3-3(2:1)のピラミッド型、ユキメノコ(以下メノコ)1-1のタッチ投入です。

インテラインの配分は4-4-4(3:1)から2-2-2まで試しましたが、ジメレオンがデッキ全体の生命線になってくるので、常にメッソンを待機させておけるように最大枚数投入。

進化先はそこからピラミッド型に配分していきました。

ユキメノコはメロンなんか使ってる場合じゃないときに重宝しますが、保険なので1ラインのみ。

その他、水ポケモン以外のカードは採用しませんでした。

お陰で、全員が2ターン目からアタッカー運用できます。

こういう構築が好き。

 

・サポーター

博士の研究・マリィ・メロン・エリカのおもてなしのドロソ枠を4-3-2-1、ボスの指令・ダンデのギミック枠を2-1です。

エリカのおもてなしはジメレオンからのサーチで手札をキープできるサポートとして採用してみましたが、1回しか使える場面がなく微妙でした。

博士の研究と使用場面が被りがち。

ここの枠がしんかのおこうかポケモン通信だったかも。

ダンデも他のデッキと比較すると活かしやすいですし、無理そうな相手を無理矢理突破してとんでもないリターンを得られる場合がありますが、欲張っている感は否めません。

 

・グッズ

クイックボール・レベルボール・しんかのおこうのボール枠が3-2-1の傾斜配分。

エネルギーの中継役となるたっぷりバケツが2。

その他便利枠は各1です。

いれかえ枠の回収ネットとあなぬけのひも。

2ターン目にインテレオンをアタッカー運用するためのふしぎなアメ

リカバリ用のふつうのつりざお。

サイドプランの幅を広げるやまびこホーン。

テンポを奪うリセットスタンプ。

 

回収ネットとあなぬけのひもが個人的にはポイントかなと思っています。

いずれもスタートしたメッソンからアタッカーに交代する場面で使うことが多いです。

 

回収ネットはジメレオンからサーチしてジメレオン自身を回収することでジメレオンを再利用でき、ポケモンいれかえ+ジメレオンの2枚分のような働きをします。

ユキメノコまで運用する展開になるとベンチのスペースが足りなくなってくるので、余ったジメレオンなんかを一旦回収できるとなかなか便利です。

クイックシューターを使ったインテレオンを回収して、別のジメレオンをインテレオンにしてまたクイックシューター、みたいな動きができると気持ちいい。

 

あなぬけのひもはフィオネポケモンいれかえの2枚分のような働きをするお馴染みのカードですが、このデッキではエンペラーライドを警戒して相手がベンチを絞っていることもままあって、他のデッキより有効に活用できる場面が多いです。

 

ふしぎなアメは使用機会こそ少なめなのですが、バトル場メッソンベンチメッソンエネ貼ってエンドみたいな動きでゲームがスタートした場合、2ターン目からアクアバレットで殴り始めることができて気持ちいいです。

クイックシューターを早めに起動してどうしても相手を削っておきたい場面でも使いますが、そんな場面はあまりないです。

 

・スタジアム

頂きへの雪道3枚。

4枚欲しいと思いましたが、4枚入れると手札で被って弱いというデメリットもある(刺さらない相手だった場合さえある)ので、3枚でちょうどいいかなという感じがしました。

深く考えずに先出しします。

 

・エネルギー

水6枚とキャプチャー2枚。

キャプチャーエネルギーは先行初手ではくばの進化元を呼べるカードとしての採用です。

初手ではくばに貼れるのがこれだけだったときに若干面倒ですが、ユキワラシを呼んで誤魔化せます。

2手目ではくば・メノコと進化させて水水キャプチャーからダイランス2エネ250で次のダイランス250を構える動きができるとかなり強い。

 

●対戦の感想

先殴りされることが多かったですが、しつこくマリィとスタンプで手札を削りながらしつこく雪道を張り続けてなんとか誤魔化しました。

予選の謎のガラルファイヤー軸悪バレット3連戦が全部そんな感じ。

決勝のルカメタは番狂わせが起こりそうな雰囲気もありましたが、最終的に2ターン足りなかったのでやはり完敗です。

仮にウィークガードエネルギーがあってもきついと思います。

次はビクティニVMAXでもタッチしておこうかな。

 

●イベントの感想

・会場

安心と信頼のバトロコ川崎。

 

・雰囲気

いい。

想像の倍ぐらいはいい。

 

・進行

異常にスムーズ。

運営陣が慣れているのは当然として、参加者の皆様も明らかにイベント慣れしている雰囲気です。

準備から結果報告の手際のよさはもちろん、すれ違うときの場所の譲り方とか荷物の置き方等に「練度」を感じます。

そのお陰もあってか、マッチングが爆速。

対戦が終わったと思ったらもう次の対戦のマッチングが発表されている。

ひたすら対戦してればいいから初参加でも浮かない。

そんなことが気になる時間はない。

快適。

 

・参加費

結論からいうと、参加費1500円は恐らく最高のシステムです。

参加費1500円に文句を言うような人が自動的にシャットアウトされる。

1500円ですよ。

1500円。

 

・総括

かつた杯はすごい。