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なにものかとポケモンのブログ

【レポート】「トレカショップVOW」訪問[20211218]

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滋賀県に新しくできた話題のカードショップ「トレカショップVOW」さんへお邪魔してきました。

 

■「トレカショップVOW」について

2021年12月3日にオープンした、滋賀県大津市のカードショップ「トレカショップVOW」。

上の写真の向かって左の「つめ店長」、同じく右の「ホドホド店長」によって運営されています。

JR大津京駅徒歩1分と、滋賀県のカードショップでは最も駅から近く、JR京都駅から2駅11分というアクセスの良さがまずポイント。

そして、35卓70席という滋賀県のカードショップでは2番手となる店舗の広さがポイント。

更に、ポケモンカードのベテランプレイヤーである店長達の圧倒的な商品知識がポイント。

ポイントだらけ。

ネットショップも展開されています。

pokecavow.com

■店舗の様子

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駅近です。

どれくらい駅近かと言うと、駅から出ると店舗の建物が見えるレベル。


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こちらが店舗入り口。

奥に見える巨大パネルは、マスコットキャラクターの「バウ」くんです。

元々イラストが趣味であるつめ店長のデザインによって生み出され、デザイナーを本職としつつポケモンカードプレイヤーとしても活動されているchamaさんによってリファインされました。

このパネルの横で、バウくんのポーズを真似しつつ記念写真を撮るのが定番になっているようです。

 

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販売コーナー。

元々デザイナー志望だったという店長の手作りPOPが見やすいです。

 

■スタッフインタビュー

インタビューをさせてもらってきたので、その様子をお届けします。

関西弁が混じったり話題が飛んだり取っ散らかたりしましたが、そのまんまお楽しみください。

 

●登場人物

・つめ店長

トレカショップVOWの店長。

「ヒトツメチュウ」というハンドルネームだったが、短くなったり肩書がついたりしてこの名前に。

初期からポケモンカードで遊んでいる、滋賀県最古参プレイヤーの一人。

バトルロード★サマー2005関西マスター2位。

 

・ホドホド店長

トレカショップVOWのもう一人の店長。

初期からポケモンカードで遊んでいる、滋賀県最古参プレイヤー。

イベントオーガナイザー、ジャッジ、ユーチューバー、父親等、活動量が全然ホドホドではなく、どちらかと言うとバリバリ店長。

腕相撲がめちゃくちゃ強い。

 

・なにものか(聞き手)

トレカショップVOWとは無関係の一般人。

初期からポケモンカードで遊んでいる、元滋賀県最古参プレイヤー。

学生時代につめ店長とよくつるんでいた。

 

●つめ店長とホドホド店長について

なにものか:この度は、開店おめでとうございます!

「どういう人なのか」「何をやっているのか」っていうのを順番にお伺いしていいですか。

 

つめ店長:トレカショップVOWの店長を務めておりまして、主にネットショップと実店舗の商品管理、経理、事務処理等を担当しています。

元々プレイヤーとして活動していて、そこでコミュニケーションを築くことの喜びを知ったんです。

今はどっちかと言えばカジュアル寄りかなと。

まあ、あわよくば結果出せたらいいかな、くらいの心持ちでポケカに取り組んでます。

 

ホドホド店長:今は主にイベント担当と接客で、人と接する部分をメインにしているような感じですね。

まだ「大型大会で入賞してやろう」みたいな気持ちは全然途絶えてないんですけど、今はなかなか出られない状況も続いてるんで、ジャッジの方をこの機会にやってます。

シティリーグのジャッジも1シーズンに2~3回ぐらいは稼働してるような感じですね。

プレイヤーとしてもシティリーグはもう全部大体出てて、リモートの大会とかも結構頻繁に出たり、時間が合えば地元のメンバーで練習会があったらそれに顔を出したり、結構プレイヤーとしてもがっつりやってる方かなーと。

 

なにものか:YouTubeもやってはって、ポケモンカードに関しては多角的に活動されてますよね。

 

ホドホド店長:ひとつめさんも最近巻き込んでるんですよね、YouTuberに。

 

つめ店長:元々被写体になるつもりはなかって、今までは頑なに拒んできたとこやねんけども、認知してもらうためにもこういう活動ってのは必要なのかなって。

 

ホドホド店長:YouTube見て来てくれた人もいるやんな、結構。

大手にはない「個」の力!

 

www.youtube.com

 

VOWについて

なにものか:じゃあ次は、「どういうお店なのか」っていうところの説明をお願いしていいですか。

 

つめ店長:他にないところで言うと、「体験を売る」っていうところをコンセプトにしてて。

買って満足するだけがトレーディングカードの魅力じゃないと思うし、このお店を通じてトレーディングカードのコミュニティを築いて、地域の活性化に貢献できたらいいなっていうのがあります。

第一にイベント。

 

なにものか:イベントをやりたいがためにこの70席っていう、ね。

 

ホドホド店長:店内のスペースの半分ぐらいがもう対戦スペースで占められてるんで。

 

つめ店長:カードショップって20坪くらいあったらできるけども、それは自分達がやりたいことと違うなと思って。

 

なにものか:あとやっぱり、土地ですよね。

滋賀のここ(大津京)に店を構えたってのは重要なポイントだと思ってる。

 

つめ店長:滋賀県のカードショップの中での立ち位置っていうか、ポジション的に自ずとここになったかな。

他のカードショップとの間であまり角が立たないポジションに、っていうことで。

結構滋賀県のお店って横のつながりを大事にしてるから。

 

なにものか:カードショップって、同業他社でライバルかと思いきやそんなこと全然なくってね。

 

つめ店長:そうそう、全然ない。

助け合いが大前提みたいなところがあって。

大企業とかでもないし、柔軟に助け合うことができるのがいいとこやと思う。

そういう意味では、このポジションが一番かなと。

 

なにものか:例えば京都に出すとか大阪に出すというのも選択肢としてはあったと思うんやけど、滋賀でやろうと思ったのは?

 

つめ店長:まあ第一に、あのー、我々が滋賀県が好きなので……。

 

なにものか:滋賀県が好き!これアピールしとかな!

 

つめ店長:アピールしとかな!

俺もう滋賀県以外にこんな住み心地いいとこってなかなかないんじゃないかな、ってくらい滋賀県ラブなんや。

あとは最初スモールスタートというか、県外はやっぱり物価が高いっていうのもあって。

だったらまず地元の滋賀県から、比較的家賃も抑えられる滋賀県からスタートかなと。

 

ホドホド店長:同じ規模で大阪のカードショップの密集してるとこだと、このテナントくらいのとこがない……。

 

なにものか:「体験を提供する」っていうコンセプトが達成しにくいってことやね。

 

つめ店長:あとは、大分京都に寄せてあるんで、そこもポイントかなと。

 

なにものか:滋賀県では一番西寄りのカードショップですよね。

大津京」って言われてもどこなのかピンと来ない人も多いと思うけど、お店のTwitterとかでは「京都駅からすぐ」みたいなことを書いてて。

遠方のお客さんにも来て欲しいってことかな。

 

つめ店長:まあそういう気持ちもあって、京都駅からのアクセスをアピールしてる。

 

●つめ店長が出店を決めるまで

なにものか:このお店を出そう、ってなったときの経緯を教えてもらえますか。

 

つめ店長:僕が前に働いてたのが、「総合マルチメディアショップ」と呼ばれる形でパッケージ化されたとこで。

僕がたまたま異動した店舗に、中古のトレーディングカードの取り扱いがあって。

ただ、カードの知識が全くない人ばかりで、ノウハウがなかった。

そこで僕が広報をしたりとか、買取のノウハウとか、販売のノウハウとかを落とし込んだ結果、売り上げが……具体的な金額って言ってええんかな。

 

なにものか:いや!?

金額は言わんほうが!

規模感で言うと?

 

つめ店長:規模感で言うと、大体あのー、3倍くらい。

 

なにものか:3倍!?

店舗のトレカの売上を3倍に!?

 

つめ店長:3倍。

 

なにものか:大分がんばったやん。

 

つめ店長:こんな数字は無理やろうと言われてた数字を超えることができた。

トレーディングカードを通じてお客さんにサービスを提供して喜んでもらえて、やりがいを感じた。

ただ、自分がやりたいことを、企業っていうしがらみでできないことも多々あって。

それを実現するステージが欲しかった。

 

なにものか:おおー、インタビューっぽくなってきたー!

興奮してきたー!

 

つめ店長:どういうこと!?

 

なにものか:そう言えば、昔聞いた話やけど、前に書店員やってたじゃないですか。

学生のときやったかな。

 

つめ店長:アルバイトやね、多分。

 

なにものか:何のときやったか忘れたけど、「俺、やっぱり小売が好きやわ……」とか言ってて。

好きな女の子の話をするみたいにしみじみ「小売が好きやわ……」って。

何やねんこいつって思った。

 

つめ店長:ははは(笑)。

きついねんけど、やりがいあるしな。

 

なにものか:やりがいあるし好きやし、か。

バイトで入るときも、小売がやりたくて入ったん?

 

つめ店長:そういうのは全然なくて、成り行きや。

アルバイトではお寿司屋さんとか、飲食をずっとやってた。

チェーン店ではないんやけど、個人経営の寿司屋と、あと2件くらい寿司屋やってて。

単純に寿司が好きっていう理由やってんけど。

で、友達の紹介で本屋さん入って、ずーっと「本屋さん楽しいな」って働いてた。

そこで得た喜びとかそういうのも多分今に繋がってると思うわ。

自分が提供したサービスに対して満足してもらえたときの、感想とか、喜びの声っていうのに一番接客のやりがいを感じてて。

カードも一緒。

「このデッキにどんなカードが必要ですか」っていうのを聞かれたときに、「これです」とか。

あとは「子供にカードを買ってあげたいんだけど、何がいいですか」とか。

あれ、ほんとに嬉しくて!

あとでお客様がまたお見えになって、「とても子供が喜んでました。デッキも強くなりました。本当にありがとうございました」みたいな感謝の声を聞いたとき、すごく満たされる。

これはもう今後ずっと続けていきたいなという確信に変わった。

 

なにものか:その前職の体験って、大きかったんやね。

 

つめ店長:いやー、それは大きかったよね。

 

なにものか:そういうのって、プレイヤーとして教えててもあるじゃないですか。

「このカードを入れた方がいいよ」みたいなアドバイスをして、それで喜んでもらえてフィードバックが来る、っていうところの楽しさ。

それを沢山経験できるのがこのカードショップっていうところなんだな。

 

つめ店長:うん、自分が今まで培ってきたものを全てこの店舗にぶつけてやろうと思っている次第でっす。

 

なにものか:つめ店長パッと見地味なんだけど、ずっと付き合ってると良さがわかってくるよね。

すごく信用できる。

 

つめ店長:お、それ記事に書いといてもらわなあかんな!

 

ホドホド店長:YouTubeでの店内紹介も僕がやってもいいかと思ったんですけど。

ここはまあ推していこうと思って、出てもらったね。


つめ店長:昔からインターネットに触れてたのもあって、ネットリテラシーみたいなものもわきまえてるかな……。

 

なにものか:SNSの活用にも悩んだりとかしなくてよさそうですね。


つめ店長:前の職場は「SNSって何?」「Youtubeって何?」みたいな感じでね。

我々が「Twitterで買取や大会の告知をすれば集客に繋がりますよ」って言っても「無理です」の一点張りで、アカウントも持たせてくれなかったし。

そういう過去の想いを爆発させて成功を導きたい。

 

■ホドホド店長参入の経緯

なにものか:ホドホドさんがこのお店に関わるようになったきっかけっていうのを聞いてもいいですか。

 

ホドホド店長:きっかけは、買取をお願いしたことですね。

 

なにものか:そっからか!

それまでも旧知の仲ではあったやろうけどね。

 

ホドホド店長:で、結構量が多かったんで僕の家に来てもらったんですよ。

で、お昼に「マクド行くか」と。

マクド行って「実店舗やる?」っていう話になって。

お互いに「やる?」「やる?」「やる?」「やる?」みたいな(笑)。

僕も丁度そのとき、仕事やめて自分の会社を立ち上げようとしてたんですよ。

商工会議所の創業塾みたいなのに通い始めて、中小企業診断士の人に会社の立ち上げ方とか相談してたところで。

仕事もやめるの決まってるけど、「50歳になってからカードショップ!」、とかやらないと思うんで、やるなら今かなー、みたいな。

結構感覚で決めた。

つめ店長が相方探してるというか、一人ではなかなかっていうとこもあったんで。

 

なにものか:最初は一人でやろうと思ってたんですか?

 

つめ店長:「自分の店は絶対持つ!」って決めてたから。

ただ、踏み切れなかった理由として、イベントの運営に必要な知識とか、そういうのが一切なかったから、そこを熟知してるホドホドくんは心強い仲間やなと思った。

後はまあ、色んな選手にコネクトできるっていうのは僕にはないところやな。

自分はあんまり精力的にポケカやってなかったから、特に活躍してる選手にアプローチできるのはホドホドくんしかおれへんかな。

 

なにものか:ということで、話の流れの中でスカウトするに至ったと。

役割が明確というか、店の諸々大体のことをつめ店長がやってて、イベント周りの企画・広報的なところはホドホド店長なのかな、っていう印象やな。

 

つめ店長:元々自分の父の経営する会社(びわこ企画合同会社)の一事業としてやってるから、どうしてもそういう事務処理はこっちの方でやったほうがスムーズになるんで、自ずとそうなってるねんけどな。

 

なにものか:そう言えば僕、ホドホドさんにお会いするの初めてで。

これまで噂を色々聞いてきてたんですけど、活動量やばいですよね。

体力ある人って、色んな足りないものがあっても活動量でカバーしてっちゃう。

体力ない人はすぐ「ちょっと休みます」になっちゃうけど、そういうのがなさそう。

 

つめ店長:お互い割と健康体やけどね。

 

ホドホド店長:仕事以外にも動画編集したり、ポケカのデッキめっちゃ組んでたりとか。

 

つめ店長:俺も帰ったらネットショップ面倒見たりとか。

 

●オープンしてからのVOW

なにものか:今の感触的にはどうですか?

 

つめ店長:正直なところ、このままではまずいなと。

 

なにものか:ほんまか!

 

つめ店長:今少しずつお客様がここを認識してくれて、利用してくれる頻度が増えたっていうのを感じ始めた段階。

もう無理やって諦めてるわけじゃなくて、希望の光が見えたかな、くらい。

 

ホドホド店長:僕らがTwitterで繋がってる人って、思ってるよりも競技勢寄りやったんですよ。

なので、大きいイベントのときは大阪とか京都とかからでも全然来てくれるんですけど。

この地域の徒歩圏内とか、電車で2~3駅くらいの人になかなか届いてなかったっていうのが現状で。

「こんなとこにカードショップあるんですね」みたいな新規のお客さんは来てくれるんですよ。

競技勢も大きい大会は来るけど、普段から平日大会とかに足を運んでくれるわけではないんで、そこの常連さんをどう作っていくかというのは課題。

 

なにものか:多くの人にとっての大津京って「なんかのついでに来る」ような場所じゃなくて、「わざわざ来る」場所ですもんね。

しかし、早くも滋賀県のカードショップと言えばここ、みたいな感じになってきてないですか?

外から見るとそんな印象。

 

つめ店長:それはまあ、みんながうまいこと宣伝してくれてるお陰かな。

 

なにものか:店長2人が色んなイベントに参加してるのも宣伝になってそうですよね。

色んなイベントに参加してると、そこで知り合った人が自分のイベントに参加してくれる、っていうのあるし。

 

つめ店長:そういった意味では、ホドホドくんのジャッジ活動ってすごい有意義やなって思ってん。

 

ホドホド店長:シティリーグとかでジャッジとして対応したときのプレイヤーが「あの時の○○です」って来てくれたり。

 

つめ店長:あとは、ジャッジのついでにVOWの宣伝とかたまにしてんねんな。

 

なにものか:他所の店で集客活動を!

 

ホドホド店長:「ジャッジだからプレイヤーとして優れてる」ってわけではないと思うんですけど、「ジャッジだから」ってデッキ構築を相談してもらったりとかもありますね。

 

つめ店長:昨日も地域の中学生くらいの子がデッキ相談に乗ってほしいって言って来ててくれてね。

何回かデッキ相談を繰り返してるうちに「あれ買おう」「これ買おう」って色々買ってくれて。

そのときは色んな歯車がうまく嚙み合ったなって思った。

 

なにものか:しかし、ホドホドさんレベルまでやり込んでるカードショップ店員てそんなに沢山いないと思うんですよね。

滋賀県に関しては独壇場じゃないですか?

 

つめ店長:ポケカは負けねえよ!

負けるわけねえ!

 

ホドホド店長:ちょっ、ちょっ、ちょっ、それはちょっとアレですね。

宣戦布告みたい……。

 

つめ店長:まずはお客さんにVOWに来てよかったって思ってもらえることが一番大事やから。

相談も然り、対戦も然り、色んな要望に応えられるようにしたいね。

 

ホドホド選手:イベントで奇数だったときは数合わせで入るしね。

不戦勝の人を30分待たせるのがもったいない。

 

つめ店長:そういう心配りも大事にしたいね。

 

●今後のVOW

なにものか:今度どうしていきたいですか?

野望とか。

 

つめ店長:野望……。

最初から大きく出るなって言われるかも知れんけど、県外進出したいなと。

 

ホドホド店長:えっ?初耳やねんけど。

 

つめ店長:県外進出初耳?

 

ホドホド店長:県内に2店舗3店舗っていう将来的な話はしたけど、県外は初耳やったな。

 

つめ店長:いつまでも県内に留まるわけにはいかんやろ。

 

なにものか:「びわこ企画」やのに?

 

つめ店長:正直、社名も変えようかと思ってる。

 

ホドホド店長:えっ?それも初耳や。

 

つめ店長:今は父が代表してるけど、代表替わるときは社名も変えたらええよって言われてて。

 

ホドホド店長:県外考えるんやったら変えた方がええかもしれんね。

 

なにものか:VOWを一流ブランドにしていきたいですね!

 

つめ店長:あとは、トレカ以外の事業もしたい。

まだはっきりとはわからへんけど、トレカだけに留まらず色んな分野の事業に手を出していきたいっていう目標はあるかな。

 

なにものか:これまで書店、メディアショップ、カードショップと働いてきて経験がうまくリンクしてますよね。

今の経験も何か次の事業に繋げられるかもしれないですね。

 

つめ店長:店舗が成功したらコンサル事業とかね。

トレーディングカードショップってどうやって始めるんですか?」「どれぐらいかかるんですか?」っていうのを結構聞かれる。

ただ、僕らはまだ「成功」はさせてないから。

まだ産声を上げたばっかりで、何もわかってへんわけではないけども、満足には運営できてないっていうのがあるので。

満足に運営できるようになったら、そういう人達に向けた支援も積極的にやっていけたらなと。

 

なにものか:「カードショップのティーチング」みたいな。

カードショップの運営に興味がある人も是非VOWに来てほしいですね。

 

ホドホド店長:あとは、滋賀県ではカードショップの常連は「〇〇勢」って呼ばれてるんですよ。

例えば「かまくら屋」だったら「かまくら屋勢」とか。

VOWにも「VOW勢」が欲しいです。

で、誰かが大会行って、結果出して、盾を取ったりしたら、「これをVOWに置きたいです」って言ってもらえる店にしていきたいですね。

 

なにものか:夢が広がりますねー!

そういう「贔屓の店に盾を置く」っていう文化ありますもんね。

「故郷に錦を飾る」的な。

イベントみたいな短期的な体験もいいけど、カードショップに根付いたコミュニティに所属するっていうのも長期的な一つの体験の形ですからね。

 

つめ店長:あとは、長く続ければ「昔VOWで遊んでたな」っていう人が帰ってくることもあると思うんですよね。

思い入れを持ってここにお金を落とそうって思ってくれる人が。

我々にもそういうのあったやんか?

「元気さん(滋賀県のカードショップ元気302)にはお世話になったから」って。

そういう人が育ってくれたらいいな。

 

ホドホド店長:今の小学生も、5~6年後には普通のお客さんになってるわけですからね。

 

なにものか:大口のお客さんを育てていこう!

ポケカは子供から大人までずっと遊べるからね。

こうやって、我々みたいに。

 

 

そんな素敵なお店、トレカショップVOWでした。

よろしく!