ニモノログ

なにものかとポケモンのブログ。(Pokemon blog by nanimonoka)

【コラム】ポケモンカードの公式大会と様々な困難の闘いの歴史

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新型コロナウイルスによる影響が、我々の暮らしに大きな影を落としています。

ポケモンカードゲームにおいては、2020年2月29日から3月19日までの公式イベントが軒並み中止に。

中でも、大型公式大会である「Pokémon Asia Top League Kyoto 2020」や「ポケモンカードゲーム チャンピオンズリーグ2020 京都」等の中止は大きな話題となりました。

 

www.pokemon-card.com

 

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今回だけではなく、主要なイベントが中止となったケースはこれまでにもいくらか存在しています。

何分明るいトピックではないので取り上げるのが少し憚られますが、こういうことも語り継いでいく必要があるはず。

ということで、過去の大きな出来事をピックアップしてみました。

 

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【コラム】2019年のポケモンカードに生まれた、3つの新たなお金の流れ


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2018年のGXスタートデッキ発売に端を発した第二次ポケモンカードブーム。
そこから1年後の2019年にかけては、近年のeスポーツブームの影響もあり、ポケモンカードの世界にお金に纏わる新たなムーブメントの生まれた時期でした。
先日のインターネット生放送「どらの部屋」でも触れた内容ですが、年が明けた2020年、改めてこれを振り返ってみたいと思います。

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【コラム】僕が転校した世界ではポケモンカードのルールが異次元だった件

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ポケモンカードが発売された当時、何もわからない子供たちは独自の解釈で自由にポケモンカードを楽しんでいた。

今回はそういった実例の報告を兼ねた懐かし語りです。

ラノベ風のタイトルにしてみました。

 

さて。

ポケットモンスターカードゲーム」の第1弾が発売されたのは、1996年10月20日

僕は小学校5年生でした。

遊びかたを覚えるための手がかりは、文字だらけの小さな「遊びかた説明書」が1冊だけ。

見るだけで遊びかたがわかる動画、なんていう親切なものはありません。

田舎なのでティーチングイベントもありません。

周りの子供たちも全員同じ状況です。

大人だって同じ。

誰も遊びかたを教えてくれません。

僕は自力で遊びかた説明書を読み解き、弟と2人で細々と対戦を楽しんでいました。

 

そしてある日、僕に転校の機会がやってきました。

当時小学校6年生。

そちらでのクラスメイトは、既にポケモンカードを持っている子もちらほら。

しかし、そこで休み時間に繰り広げられていたのは、想像もしていなかった自由すぎる対戦でした。

 

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【レポート】森井ユカ個展 「Fantastic Garden」[20200124]

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森井ユカ先生の個展 「Fantastic Garden」を見に行ってきました。

 

森井ユカとは

ポケモンカードゲーム公認イラストレーターの一人です。

ポケモンカードファンであれば、「粘土細工のイラストの人」と言えばピンと来るはず。

 

その他、雑貨コレクターやスーパーマーケットマニア等としても幅広く活躍されています。

www.yuka-design.com

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【レポート】カントー交響楽団記念公演[20200118]

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カントー交響楽団記念公演を観にいってきました。

 

カントー交響楽団とは

ポケモンの曲を演奏することを目的に結成されたアマチュアオーケストラです。

ゲーム音楽系のアマチュアオーケストラはスクエア・エニックス系の作品をテーマにしたものが既にいくつかありますが、ポケモンをテーマにしたものは恐らく初です。

今回の公演は曲目もポケモン一色で、ゲーム音楽系の演奏会でもかなり珍しいものとなっていました。

 

twitter.com

 

感想

よかったです。

マジで。

全体的によかったのですが、全60曲ほどで大変ボリューミーだったため、特によかったいくつかについて感想を述べていこうと思います。

 

トキワへの道 - マサラより

出典は「赤・緑」となっていましたが、どちらかと言えば「Let's Go ピカチュウイーブイ」の景山翔太版を彷彿とさせるアレンジでした。

「アニメ『ポケットモンスター』」の宮崎慎二版にも共通する後半の盛り上がり、生音だと一層気持ちよかったです。

 

交響詩鳳凰伝説」

エンジュシティ

ホウオウに関連するいくつかの曲を交響詩の形で表現した曲でした。

この曲に関しては「やけたとう」や「戦闘!ホウオウ」等の重々しい曲が続いた後、最後に「エンジュシティ」を持ってきたのが見所。

伝説のポケモンと一戦交えた後に街に戻った時のあの安堵感を思い出して、懐かしい気持ちになりました。

この編曲は当時ポケモンをちゃんと遊んでいた人じゃないとできないはず。

 

組曲ジョウトの風景」

こおりのぬけみち

曲のチョイスからして激レアです。

編曲者コメントに「葛藤の末出来上がった曲」と書かれていましたが、その甲斐はあったはず。

原曲にはないフラジオレットで、こおりのぬけみちの冷気が見事に表現されていました。

安定して高音を弾き続ける奏者の方々のテクニックも大きく寄与していただろうなと思っています。

 

オープニング

「ルビー・サファイア」のオープニングです。

原曲からしてオーケストラの曲なんですが、まさにあれの生演奏そのままでした。

編曲者コメントにも「ゲームボーイアドバンスから流れてくる曲の雰囲気を、そのままお楽しみください」とありましたが、本当にそのまま。

イントロのフルートから、ずっと懐かしさが最高潮。

 

ホウエン・バトル・リミックス・1

戦闘!レジロックレジアイスレジスチル

ポケモン各シリーズの中でも最もオーケストラ向きの曲が多いと言ってもいい「ルビー・サファイア」。

この「戦闘!レジロックレジアイスレジスチル」は不気味な重厚感が特徴的で、是非オーケストラで聴きたいと思っていた曲でした。

最初に戦った時のあの不安感を思い出すような、想像通りの演奏で大満足です。

バトルフロンティア
戦闘!フロンティアブレーン

この2曲は同じ曲のバリエーションで、イントロが大きく異なります。

メドレーということなのでどう繋げるのか気になっていたのですが、曲の中間部分同士をシームレスに繋げる形で編曲されていて、違和感のなさに驚かされました。

もちろん、メドレーの最後としてかっこよく締まっていてよかったです。

 

全体

ほんとによかった。

原曲の雰囲気の再現もよかったですが、アレンジ部分も愛を感じました。

こういうオーケストラでしばしば出会う「意図のわからないアレンジ」が一つもなかった。

ポケモンと音楽に対する深い愛と知識に裏打ちされた編曲や構成は感動ものでした。 

 

客席にまだまだ余裕があったのが本当にもったいなく感じました。

次の演奏会があれば、勝手に勧誘をがんばろうと思います。

ご一緒しましょう。