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なにものかとポケモンのブログ

【レポート】カントー交響楽団記念公演[20200118]

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カントー交響楽団記念公演を観にいってきました。

 

カントー交響楽団とは

ポケモンの曲を演奏することを目的に結成されたアマチュアオーケストラです。

ゲーム音楽系のアマチュアオーケストラはスクエア・エニックス系の作品をテーマにしたものが既にいくつかありますが、ポケモンをテーマにしたものは恐らく初です。

今回の公演は曲目もポケモン一色で、ゲーム音楽系の演奏会でもかなり珍しいものとなっていました。

 

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感想

よかったです。

マジで。

全体的によかったのですが、全60曲ほどで大変ボリューミーだったため、特によかったいくつかについて感想を述べていこうと思います。

 

トキワへの道 - マサラより

出典は「赤・緑」となっていましたが、どちらかと言えば「Let's Go ピカチュウイーブイ」の景山翔太版を彷彿とさせるアレンジでした。

「アニメ『ポケットモンスター』」の宮崎慎二版にも共通する後半の盛り上がり、生音だと一層気持ちよかったです。

 

交響詩鳳凰伝説」

エンジュシティ

ホウオウに関連するいくつかの曲を交響詩の形で表現した曲でした。

この曲に関しては「やけたとう」や「戦闘!ホウオウ」等の重々しい曲が続いた後、最後に「エンジュシティ」を持ってきたのが見所。

伝説のポケモンと一戦交えた後に街に戻った時のあの安堵感を思い出して、懐かしい気持ちになりました。

この編曲は当時ポケモンをちゃんと遊んでいた人じゃないとできないはず。

 

組曲ジョウトの風景」

こおりのぬけみち

曲のチョイスからして激レアです。

編曲者コメントに「葛藤の末出来上がった曲」と書かれていましたが、その甲斐はあったはず。

原曲にはないフラジオレットで、こおりのぬけみちの冷気が見事に表現されていました。

安定して高音を弾き続ける奏者の方々のテクニックも大きく寄与していただろうなと思っています。

 

オープニング

「ルビー・サファイア」のオープニングです。

原曲からしてオーケストラの曲なんですが、まさにあれの生演奏そのままでした。

編曲者コメントにも「ゲームボーイアドバンスから流れてくる曲の雰囲気を、そのままお楽しみください」とありましたが、本当にそのまま。

イントロのフルートから、ずっと懐かしさが最高潮。

 

ホウエン・バトル・リミックス・1

戦闘!レジロックレジアイスレジスチル

ポケモン各シリーズの中でも最もオーケストラ向きの曲が多いと言ってもいい「ルビー・サファイア」。

この「戦闘!レジロックレジアイスレジスチル」は不気味な重厚感が特徴的で、是非オーケストラで聴きたいと思っていた曲でした。

最初に戦った時のあの不安感を思い出すような、想像通りの演奏で大満足です。

バトルフロンティア
戦闘!フロンティアブレーン

この2曲は同じ曲のバリエーションで、イントロが大きく異なります。

メドレーということなのでどう繋げるのか気になっていたのですが、曲の中間部分同士をシームレスに繋げる形で編曲されていて、違和感のなさに驚かされました。

もちろん、メドレーの最後としてかっこよく締まっていてよかったです。

 

全体

ほんとによかった。

原曲の雰囲気の再現もよかったですが、アレンジ部分も愛を感じました。

こういうオーケストラでしばしば出会う「意図のわからないアレンジ」が一つもなかった。

ポケモンと音楽に対する深い愛と知識に裏打ちされた編曲や構成は感動ものでした。 

 

客席にまだまだ余裕があったのが本当にもったいなく感じました。

次の演奏会があれば、勝手に勧誘をがんばろうと思います。

ご一緒しましょう。

【レポート】シティリーグ2020シーズン2・バトロコ横浜伊勢佐木町[20191228]

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ポケカ収め。

シティリーグに行ってきました。

 

概要(予選)

  • 大会形式:スイスドロー/名/5回戦
  • 試合形式:BO1/制限時間25分
  • レギュレーション:スタンダード(SM5-S1W)
  • デッキ:ルカメタザシアン
  • 結果:2-3
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【レポート】ポケモンカードからの挑戦状[20191215]

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公式イベント「ポケモンカードからの挑戦状」に参加してきました。

 

ポケモンカードからの挑戦状とは

挑戦状の送り主の「ポケモンカード」さんって誰。

少なくともただの紙切れではなさそう。

そんな疑問はさておき、こちらのイベントは下記の通りの2段構えです。

 

・Mission1 

スターターセットVのいずれかを持って、所定のカードショップまたはポケモンセンターへ行く。

対戦を1回行う。

招待状を手に入れる。

 

・Mission2

スターターセットVのいずれかを持って、都内のどこか(サンシャイン池袋)にある「ポケカスタジアム」へ行く。

対戦を1回行う。

プロモーションカード「ニャースVMAX」を手に入れる。

 

というわけで、2日かけて2回対戦をするだけでちょっとした冒険を体験できるようになっています。

概要(Mission1 )

  • 大会形式:1on1/1回戦
  • 試合形式:BO1/制限時間なし
  • レギュレーション:スターターセットV
  • デッキ:スターターセットV 闘
  • 結果:0-1

概要(Mission2 )

  • 大会形式:1on1/1回戦
  • 試合形式:BO1/制限時間なし
  • レギュレーション:スターターセットV
  • デッキ:スターターセットV 闘
  • 結果:1-0

 

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【レポート】一軒目ポケカ千穐楽[191214]

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一軒目ポケカ千穐楽に行ってきました。

ちょいと顔出しとご挨拶に。

 

一軒目ポケカとは

キャッチフレーズは「ちょいとポケカ、しませんか?」。

「平日の夜にポケモンカードをカジュアルに楽しむイベント」をコンセプトに企画されたイベントです。

運営はイベントオーガナイザーじゃら・トリバー・マヨによるユニット「ポケカ茶屋」に黒川啓太郎氏を加えた4名。

約2年間で通算44日開催され、延べ2000人を動員するイベントとなりました。

表面的な部分だけを見れば「平日の夜にポケモンカードをカジュアルに楽しむイベント」という先のコンセプトと、そこに人が沢山集まっていたという説明で事足ります。

しかし、その背景にあったもの、そして一軒目ポケカを背景として発展していったもの等の周辺事象にまで目を向けると、語るべき事柄がいくつも存在することに気付かされます。

僕自身は完全なる第三者ですし、仕事の都合もあって数回しか参加できなかったのですが、できる限りのことを記録しておこうと思います。

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【レポート】ポケモンカードゲームイベントオーガナイザー交流会[20191130]

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ポケモンカードゲームイベントオーガナイザー交流会の東京会場の回に参加してきました。

その様子を記録しておこうと思います。

(上の写真では「ポケモンカードゲームオーガナイザー交流会」となっていますが、「ポケモンカードゲームイベントオーガナイザー交流会」が正式っぽいです)

 

ポケモンカードイベントオーガナイザー交流会とは

ポケモンカードイベントオーガナイザー(以下、オーガナイザー)同士の交流を図ると共に、公認自主イベントを開催するにあたっての意識や知識を共有するのが目的のイベントです。

株式会社ポケモン(以下、ポケモン社)が主催、ファシリテーターはCHANGさん、トイさん、サンジさん、ロロたんぬさんといったイキのいいオーガナイザーの皆様です。

 

内容としては、オーガナイザーのCHANGさんが以前個人的に開催されていた「トレーナーズアカデミー」をブラッシュアップして公認化を取り付けたもの、と見てよいかと思います。

ポケモン社の主催するセミナーとしてはこれまでジャッジを対象にしたものが何度か開催されていますが、オーガナイザー全体が対象のものは実はたぶんこれが初めて。

 

tranersacademy20180317.peatix.com

 

 

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